色は情報。シンプルインテリアの基本は“無駄な色”を減らすこと。
2017/10/12
お部屋の中がなんだか雑然としている。
もちろんその原因は、無駄なモノが多かったり、あるべき場所にモノが片付けられていない、といった問題が大きいのは間違いないです。
でも、モノの量や片付けばかりが雑然としている原因ではありません。
実は、空間の中で心理的に大きな影響を及ぼしているのが「色」なんです。
「色」がインテリアの良し悪しを最も左右する
目から入ってくる「色」という情報が、インテリアの良し悪しを最も左右する要因と言っても過言ではない。と私は思っています。
この「色」が多すぎたり統一感がなかったりすると、目から入っている情報に無駄が多くなり、結果として雑然とした空間に感じられるんです。
例えばその代表格が100円ショップで買ったピンクや水色のプラスチック製品。
100円ショップには便利なアイテムが多いので私もよく利用するんですが、何気なく買ってしまうと大抵ピンクや水色、黄色、黄緑といった色合いのモノになってしまいますよね。
で、そんな色合いのモノがお部屋のあちこちにどんどん増えていく・・・
この手の色のモノは主張が強いので、部屋の中にあると思った以上に存在感を放つんです。
その結果、生活感丸出しの混沌とした空間に。。
シンプルインテリアの基本は“無駄な色”を減らすこと
インテリアから無駄な色を極力少なくする第一歩は、
- 100円ショップでは白、黒、無色透明(半透明)な色のモノしか買わない
- もし100円ショップで白・黒・無色透明のモノがない場合は、少し高くても100円ショップ以外で探して買う
- すでに今持っている100均アイテムや数百円程度の生活雑貨は、上記2つのルールに従って買い替える
このたった3つをやるだけでも、かなり部屋の中から不必要な色情報が減ってきます。
そうすると、モノの数は減ってなくても視覚的にスッキリ感じられ、不快な生活感も大幅に減少。
その結果、今まで様々な色の中に埋もれていたお気に入りの雑貨や家具、植物といった、本来目立たせたかったインテリアアイテムの魅力がグンと引き立ってきます。
まだ使えるものを買い替えるのはちょっともったいない気がするかもしれませんが、思いつくモノをすべてやったとしても、かかる費用は数千円程度です。
少ないコストで見違えるほどの変化が出ますよ。
インテリアの「無駄な失点を減らす」という考え方
とにかくまず最初に「無駄な色情報を減らす」ということをやらないと、いくらオシャレな家具を増やしてもお部屋がステキになることはまずありません。
つい、お部屋に何かを足して“得点”を取とうろ考えがちですが、「無駄な失点を減らす」ことの方が大事なんです。
色は情報。
シンプルインテリアを目指すためには、まずは無駄な色を減らしてお部屋の“失点”を減らしましょう。